| ・・・ この物語は、フィクションであり、実在の人物、団体とは関係ありません。
・・・ SBH悪女達の戦い 第2章「欲望の果て」episode3
きりのとDは、御輿車で宝の地図の示す場所に到着し、穴を掘っていた。
一方そのころ鶴山組本部・・・
にょろ「きりのさんとDさんの二人が山奥に居るらしい。捕獲するぞゴキ」 ゴキ介「イェッサー!」
漢華の湯・・・
ホクト「俺も暇だから様子見に行くかw」
こうして、阿婆擦会と鶴山組の戦いが再び始まろうとしていた。
にょろ「見つけたぞきりのさん。そこまでだ。」 きりの「見つかった。(°□°;) Dさん助けて!」 Dは御輿車の御輿を開いた!すると、棺桶らしきものがあった... Dが懐からリモコンを取り出し、ボタンを押すと棺桶のふたが内側から開き、中から見覚えのある顔が出てきた。 ゴキ介「れ、れいさん(・・;;死んだはず。」 中からミイラになった れい が出てきた。 D「ハゲのまま殺された怨念で動いてますw(・・」 れい「@*кл#~ю△*〜!ノウミソ、ゴキッシュノミテェー!!」 D「どうやら生前の食生活は本能の領域に達していたようです@@;」 ゴキ介「所詮、アバズレビッチはミイラになってもアバズレビッチ!死ねぇー!!」 ゴキ介が口を開くと中から大量のゴキブリが飛んでいき れい の肉を食いちぎっていく。 きりの「ご、ごきさんが人間やめっちゃった(°□°;)」 にょろ「あたしが手術でゴキの内臓にゴキブリの巣を設置したのさ。」 れいは、こうして白骨ミイラになった。しかし、Dのリモコンで動いているので、その動きは止まらず、理解不能な呪詛の言葉を吐き散らしていた。 れい(白骨)「ゴキブリシネシネ。ムシキライムシキライムシキライ。ゴキコロース!」 にょろ「ちきしょー。こうなったらあれだ。平A&B仕事しろ。」 にょろは平Aと平Bに巨大ゴキブリコスプレセット「ゴキブリスーツ」を無理やり着せた。 平A&B「チョダセー。チョベリバー!」 れい「ゴキコロース!」 れいはリモコン操作を無視して平A&Bに向かって走り出した。 にょろ「今だゴキ。リモコン奪え。」 ゴキ介は平Aと平Bが頭からマルカジリにされるのと同時にDに飛び掛り、リモコンを奪うのだった。 にょろ「これでゴクツブシがいなくなったぜ...」 D「ヒ、ヒィィィィィィィィィィ。オタスケェェェェェ」 Dが叫ぶと御輿車(霊柩車)の御輿の中からまたしても見覚えのある顔がでてきた。 にょろ「ど、どらっち!!!」 きりの「実は、ドラゴンさんのそっくりさんは何人もいるんです。最初に鶴山組に居たドラゴンさんもこのなかに居るかもしれません(●´∀`●)」 しかし、Dは気づいていなかった。いつもドラゴンを自爆させる為のリモコンはさっきゴキ介に取られた れい操縦リモコンだということを。 ゴキ介がリモコンを見ると れいを操縦する為のボタンやレバーの下に「炎」、「人間の顔」がそれぞれ描かれたボタンがあった。 ゴキ介(恐らくこの「炎」が描いてある方がドラさん自爆ボタンだ...) ゴキ介は興味本位でもう一方の「顔」ボタンを押した。
すると、リモコンが向いていた方向に一番近かったドラゴンの首が飛び、あたりに血を撒き散らしながら一番近くに居るドラゴンの首に噛み付いた!! 噛まれたドラゴン「OH!MY GOD!!!!!!!!」 噛まれたドラゴンは意味不明な叫びを上げ絶命した。 ゴキ介「これは面白い(・・;」 今までこの機能が使われなかったのは一番近い人間に無差別に噛み付くため、Dときりのの近くに居たドラゴンには使えなかったのだ。 ゴキ介はボタンを押し捲り、ドラゴンモドキたちは皆噛み付き合って全滅した。 れい「ゴキブリシネシネ。」 しかし、既に白骨ミイラとなったれいにはそんな攻撃は通用しなかった。そして、既にリモコンの操縦も全く効かなくなっていた。 Dの怨念で動いているという冗談は本物になったのだ。 ゴキ介「執念深いアバズレめ...骨だけになっても、そんなにわしを殺したいか。」 れい「うん。シネシネ。」 ゴキ介「ビッチはしねー!」
ズブシュ。
しかし、骨になっても動く怪物には敵わなかった。れいはどこからともなく包丁を取り出し、それをゴキ介の心臓につきたてた! れいは内臓が無いのにもかかわらず動かなくなったゴキ介の脳みそを啜り、勝利の雄たけびを上げた。 れい「ゴキ介シンダシンダ。ゴキウメェー!」 にょろ「バ、バケモノだ....ここは一旦退こう」 にょろがドラゴンモドキ達の遺体に向かって火を吐くとドラゴンの死体に埋め込まれていた爆弾が爆発した。 爆発が収まったころには既ににょろは居なかった。
きりのとDは れい操縦リモコンを回収し、れいを御輿車に収納した。 D「逃げられてしまいました@@;」 きりの「逃がしたから残りもDさんが全部掘ってください(●´∀`●)」 Dは再びスコップで穴を掘るのだった。
・・・ にょろ「今度はエクソシストでも雇うか...」 ホクト「|ー゚)ノ」 にょろ「ホクトさん。今度エクソシスト紹介してくれ。」 にょろはホクトに助っ人の紹介を頼んだ。しかし、次の瞬間にょろの額に刃渡り40cmの包丁が突き刺さった。 ホクト「これで、このあいだの火傷許すw」 にょろ「そんな、火傷くらいでここまで....」 鶴山組組長 鶴山如来は息絶えた。 ホクト「ふっ」 ホクトはにょろの死亡を確認するとその場を後にするのだった。
・・・ D「趣味の悪い紫色の箱を発見しましたw」 きりの「ご苦労様です(●´∀`●)」 きりのが蓋を開けると中には紙と水鉄砲がついている眼鏡が入っていた。紙にはこう書かれていた。
取扱説明書: ゲイ神ホモツの宝「スケールメガネ」 1.眼鏡をかける 2.服が透けた姿を見たい相手を見る 3.眼鏡の縁についている水鉄砲で相手の服に水をかける
以上
きりの「・・・」 あまりのしょうもなさに きりのは絶句した。 D「♪」 一方、Dは嬉しそうだった。 きりの「Dさん嬉しそうだからいいかな(●´∀`●)」
その頃、そんな二人を影から見つめている一人のゲイが居た。 ゲイ王ホクト「見つかったかwwwあんなくだらない物が漢華の湯創設者ゲイ神ホモツの宝ってばれたら恥だなぁ」 ホクトがそう言いながら懐から取り出したリモコンのボタンを押すと、宝箱の底から緑色の煙がきりのとDを包み、二人は絶命した。 ホクトは、店から持ってきたガスボンベで毒ガスを補充すると宝を宝箱にしまって、もう一度もとの場所に埋めた。 ホクト「これで漢華の湯は安泰だ。」 しかし、その様子を偶然見ていたものが居た。 アーカード「恐ろしいものを見ちまったぜ。」 ピザの配達に向かう途中で偶然通りかかったアーカードは、こんな山奥に人が居るのは珍しいと思い、全てを見ていたのだ。
後日・・・ アーカードの通報により、捜査が始まったが、アーカードの証言が適当だった為、山にあった死体は全て「ホクトの仕業」ということになってしまった。 しかし、証言が適当だった為、ゲイ神ホモツの宝の秘密は守られることとなった。 そしてこの事件により、ホクトはゲイ王を引退することになった。 DOHENTAI「♂だらけのEDENを作ろうww」 こうして、ホクトのあとを継いで4代目ゲイ王となったDOHENTAIによって、唐影村の平和は これからも守られていくのだろう。
SBH悪女達の戦い 第2章「欲望の果て」〜完〜
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