| ────これまでで思い出深いセックスはどんなものですか? 小澤 バンドマンで、最初は違ったんですけど、ヘンタイと付き合ってしまいました。ホテルに行った時に「漏らして」と言われました。それを聞いて、一気に冷めて帰って、別れてやりましたね。そういうのが苦手なんです。 ────小澤さんは普段、恋愛はしていますか? 小澤 どうだろう。私って「ドキドキ感」って好きじゃなくて、私の方から好きになるのが多くて、片思い感という「ドキドキ感」は好きですけど、いざ付き合っちゃうと落ち着きたいタイプです。まったりが好きです。恋人に一緒にいて欲しいという気持ちはありますけど、ときめきを覚えたくはないですね。私、寂しがりやなんだと思いますよ。 ────ロックバンドの追っかけにハマっていたそうですね。いつ頃、どんなバンドにハマッていたんですか? 小澤 ビジュアル系の「雅(みやび)」というバンドが大好きで、14、5歳の時に初めて雑誌で「雅」を見て、好きになりました。最近は聴く音楽も幅が広がってきたのですが、だいたいベースにあるのはビジュアル系ですね。 ────X−JAPANの世代ではないですか。 小澤 X−JAPANも聴きますけど、それよりはビジュアル系バンド「MALICE MIZER(マリスミゼル)」のほうが好きですね。メンバーのKAMI(カミ)さんが好きでした。その時はビジュアル系は普通に好きだったんですよ。「L’Arc-en-Ciel(ラルク アン シエル)」とかを聴くようになってから、「雅」に移りました。 ────どれぐらいの追っかけぶりだったんですか? 小澤 普通にライヴを聴きに行ったり、渋谷でイベントする時に行ったりとか。好きなCDは必ず全部買っています。 ────当時、交際していた貧乏ミュージシャンとエッチをするために屋外ですることが多かったと聞きましたが、どういったところでヤッたのですか? 小澤 15、6歳の頃、一時期ミュージシャンと付き合っていた時期があって、そういう時は公園とかでヤッてましたね。 ────渋谷の公園のトイレの位置は全て頭に入っているという有力な説がありますが、本当ですか? 小澤 そんなことないですよー。自分の地元の公園や駅にあるトイレの場所を知っているだけで、渋谷の公園は広くて知り尽くしていませんよ。 ────この国に生まれて良かったと思っていますか? 小澤 思っています。日本、大好きです。電車もちゃんと通っているし、ケータイ・電話・パソコン・テレビの発達も全部良いし、全てが自由じゃないですか?日本人って初対面の時、対人関係で距離を置くのもいいですね。彼氏・彼女の関係でも、ベッタリってあんまりしないじゃないですか?それが好きです。 カナダとかアメリカの人って歩いているだけで「ハロー」って声をかけてきますよね。「オマエのこと、知らないよ」と言いたくなります。温かさもあるけど、ありがた迷惑に感じちゃいますね。フレンドリー過ぎるのが嫌なので、日本はいい感じにサバサバしているので好きです。 ────英会話はどの程度、できますか? 小澤 インターナショナルスクールに通っていたので、普通に英語はできます。カナダ人の父とは英語で話しています。 ────いま、ハマッていることは何ですか? 小澤 小物を集めるのが好きなんです。バッチとかチケットとかポラロイドとか。付き合っていた彼が横浜に住んでいた時は、切符を改札機を通さずに駅員さんにスタンプを押してもらって持ち帰ったりしました。映画館に行ったら映画のチケットをとっておいて、裏に日記っぽく「今日は何々しました。これを観ました」って書いて財布に詰めていますね。ちっちゃいもの、思い出を集めるのが好きです。写真とかプリクラとか。 ────本は読む方ですか? 小澤 読書は好きですね。でも、実話・ノンフィクションしか読みません。風俗嬢やホスト、子どもを亡くした母親が書いた小説といったものを読んでいます。 |