| ここは日本のどこかの唐影村(トカゲムラ)。この町の路上生活者であるゴキ介が、橋の下で襲われていた... ならずものA「ゴキ介〜その着ているものをヨコセー」 ならずものB「ヨコセー売って小遣いにするんだー」 ???「追いはぎヤメィ」 橋の上の人影がこちらにむかって、口から火を吐いた! ならずものたち「やめてくれー」 ならずものたちは消し炭になった。 ゴキ介「危ないところを助けていただきありがとうございます」 鶴山如来「あちしは、鶴山組組長の鶴山如来(通称:にょろ)。行くあてがないならうちにこい!」 「ぱしゃぱしゃ」そのとき、後ろでカメラのシャッター音が聞こえた。 うまさ仙人「これでよし...」 鶴山如来「?」
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鶴山組本部会議室... 鶴山如来「ということが1週間ほどまえにあって、その3日後にうちの組は指定暴力団に認定されてしまった...あとで分かったがあのときの子供のリーダー格は唐影村の権力者の息子だったらしい。そこで、今日あちしは阿婆擦会(あばずれかい)に相談に言ってくる。」 阿婆擦会は男は出世できないことと、会長のれいは人間の脳みそと焼きゴキブリ(この世で最も憎い生き物を食べることで優越感を感じるらしい)が好物ということで有名だった。 鶴山如来「ゴキ介を助けているので、かなり心配だが、行ってくる。留守を任すぞどらっち」 元々ゴキ介が路上でくらしていたのは、ゴキ介の会社が阿婆擦会の会長であるれいに騙され倒産してしまったことが原因だ。そのゴキ介を助けているのだから、にょろはかなり不安だった。 竜崎権蔵(通称:ドラゴン)「へぃ組長。」 碁機文三(通称:ゴキ介)「いってらっしゃいませ!」
3時間後... 亜婆津礼(れい)「にょろ会長、ようこそいらっしゃいました^^」 阿婆擦会幹部:霧山紀子(通称:きりの)「こんにちは(●´∀`●)お茶をどうぞ。」 霧山紀子(通称:きりの)阿婆擦会次期会長候補と一部では言われている2だ。 阿婆擦会平:Donald Dead Diepole(通称:D)「にょろ会長、今日もイイ体してますなぁ@@」 Donald Dead Diepole(通称:D)実力的には3だが、男なので出世できずにいる。国籍不明。 れい「きりのさん。わしにはゴキッ酒くれ^^」 きりの「はい^^」 鶴山組長はことの経緯をれい会長に話し、今後のことについて相談した。 れい「それはまずいですのぅ...」しかし、れい会長はそのまま眠ってしまった。 にょろ「ぁ、ねちゃった。疲れてたのかな、それともゴキッ酒の飲みすぎかな。ぁ、そーだ」 そういって、鶴山組長は、先日通販で買った、一度剃ると二度と毛が生えてこなくなると言う「超脱毛君3号」をとりだした。 にょろ「これを試すいい機会じゃないか。無駄毛すっきりナイナイヘアー♪」と歌いながられい会長の無駄毛掃除をはじめた。 ・・・10分後 にょろ「いかん。やりすぎたんじゃね。これ...」 れい会長は毛という毛がすべて無くなり、ツルッツル状態になっていた。 おそろしくなった鶴山組長はバレル前に逃げ出すことにした! きりの「おかえりですか?またどうぞ(●´∀`●)」
鶴山組長が門から出たあたりで、屋敷の中が騒がしくなったので、鶴山組長は走ってその場から逃げることにした。
れい「....わ、わしの毛が、毛がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。誰か、毛生え薬だ。村中の毛生え薬を買い占めるんだ。」 D「わ、わかりました@@;」 ドラッグストア店主「毛生え薬ですか?ぁぁ、それなら5分前に鶴山如来って人が全部かっていったのでありませんよ♪」 D「・・・だそうです」 れい「....わ、わし。ハゲのままなんか?!ハゲのままなんかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 れい「くそぅ。今すぐ鶴山組に宣戦布告だ!うまさ仙人から奴がゴキ介たすけたという情報をもらったから、睡眠薬で眠らせてそのまま脳みそをすするつもりだったのに、何故わしのゴキッ酒にいれたんだ、きりのさん;;」 きりの「す、すいません><」 れい「折角ゴキ介を知り合いに捕獲させようとしたのに、邪魔ばかりしおって....」 れい「相手は口から火を吐くだけでなく、魔法の七つ道具を吐き出して使うと噂される鶴山如来だ。気を引き締めていくぞー!」 きりの「ぉぉー(`・ω・´)」 D「@@」
こうして、鶴山組と阿婆擦会の戦いの幕があけたのである。 続く。 |