| 国の借金、過去最大の860兆円=国民1人当たり674万円−6月末
財務省は10日、国債や借入金などを合計した「国の借金」が、6月末時点で860兆2557億円になったと発表した。前回公表した3月末時点に比べ13兆7587億円増加し、過去最大を更新した。経済対策に伴う国債増発が主因だ。7月1日時点の推計総人口(1億2761万人)から算出すると国民1人当たり約674万円になり、3月末から3カ月間で約10万円増加した。 内訳をみると、借金の約6割を占める普通国債が8兆4885億円増え、554兆4241億円となった。特殊法人などへの貸し付けにまわる財投債は、償還額が増えたことから4兆102億円減少し、127兆400億円。政府短期証券は119兆1062億円だった。(2009/08/10-16:51)
時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009081000604
ヤフーのトップでもこの記事が紹介されていたのですが、「国(政府+民間)の借金」ではなく「政府の借金」とした方が分かりやすいでしょうね。 国家のバランスシートとしては、我が国は世界ナンバーワンの突出した大金持ちです。 また、政府の負債を紹介するのなら同時に金融資産も紹介し、あたかもそれが純負債であるかのような紹介もやめるべきだと思います。 ヤフーニュースの方でコメントを確認しましたが、下記のような理解を出来る人が全体の1割にも満たないのが寂しいです。
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またまたマ.ス.ゴ.ミのミスリードですね。
国の純資産で考えると、日本はかなり裕福な国なんですよ。
なぜ、借金だけ見て資産を見ないのでしょうか?
借金1000万で、有価証券1億円分をお持ちのご老人がいたとして、 あの人は貧乏だ、貧乏だという人が果たしているでしょうか?
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一応書いておくけど、国の借金ではないし、一人当たり674万の借金というのも間違い
日本国債を買ってるのは日本の金融機関 日本の金融機関は、日本人の貯蓄を運用するために日本国債を買っている
つまり、日本の中で所得が動いてるわけであって、国の借金ではない 債権者も日本人
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画像は日本の国債の内訳。 グラフの「海外投資家(6.4%)」の分を除けば、あとは全部「日本国民の資産」です。 我々が銀行や生保に預けたお金の運用先として、そのまま国債が買われています。 それが何で時事通信の記事にあるような「国民1人当たり約674万円」の借金になるのでしょうか。
不況時には民間の資金需要が少なく、銀行側が貸したくても日本国内の企業がお金を借りてくれません。 仕方がないので銀行は低利回りの国債を購入するか海外へ投資するしか方法がなく、現状だと我々の過剰貯蓄が国債として日本政府に積み上がるか、海を越えてアメリカなどへ流れるかだけの話ですね。 「国民→銀行→政府⇒政府支出⇒GDP増」という流れです。 国民から「借金」をしてお金を運用する銀行と同様に、政府が国債を発行して経済規模の拡大を計ることは何ら悪いことではありません。
お金を預けられた銀行もバランスシート上は「借金」、銀行が国債を買うのは政府の「借金」、どちらも同じ借金、借金なくして成長なし、景気が過熱すれば税率上げて回収(好況だと税率を上げなくても必然的に税収は増える)で問題ないと思います。
バランスシートと「負債」 http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/30137920.html |
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